古澤頼子「高峯のあの事件簿・マスターピース」
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13: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 20:39:22.02 ID:RS4SDFXO0
真奈美「のあに質問だが、警察手帳を置いていくか?」

のあ「私なら置いて行かないわ」

亜季「新田巡査の犯行と見せかけるため、だと?」

のあ「ええ」

亜季「そんなことをして、何か得があるのでありましょうか?」

のあ「目的はきっとあるわ。今はわからないけれど」

亜季「そうでないことを祈るであります。監視カメラはなかったでありますか?」

久美子「あれ」

亜季「分かりやすく破壊されているでありますな。何かで叩かれたのでありましょうか」

久美子「そこにある棒で」

のあ「何の棒かしら」

真奈美「エクササイズに使う棒じゃないか」

久美子「真奈美さんが正解。桐生さんが趣味のヨガで使うものよ、通販サイトで買ったみたい」

亜季「しかし、データは残るであります」

久美子「隣のオフィスを見ればわかると思うけど、色々壊されてるの」

のあ「監視カメラのデータも?」

久美子「そういうこと。データ関連は壊滅的」

真奈美「その前に、目撃者はいるのか」

久美子「この会社、基本的に学生しかいないから。平日は夕方から始業」

亜季「犯行時刻にいたのは被害者だけであります。高校を早退したのはわかっているでありますが」

久美子「第一発見者は、アルバイトに来た女子高生。何も知らないそうよ、もちろん古澤頼子のことも」

真奈美「誰もいないことは分かっていた」

のあ「密談ね、犯人と被害者の。連絡を取る手段はあるはずよ」

久美子「桐生さんのケータイは未発見よ」

のあ「それなら、周囲の監視カメラや目撃情報は」

亜季「現在捜査中であります」

久美子「監視カメラの情報については、音葉ちゃんが科捜研に残って調べてるところ」

真奈美「何か、情報は出ていないか」

亜季「見慣れない身長165cmから170cm程度、長髪の女性が目撃されているであります」

のあ「それは」

亜季「私が良く知る所では、新田巡査と柊課長でありますな」



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