長門「私と居ると、退屈?」キョン「いいや。そんなことはないさ」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/23(土) 22:36:18.60 ID:1JdiF+qJO
「どうしたの?」
「いや、なんでもない。一身上の都合だ」

落ち着き払いながらも、動揺は隠せない。
せっかくのデートが台無しになったのに。
何故だろう。俺はちっとも悔しくはない。

むしろ、嬉しい。変だな。興奮している。

「軽蔑した?」
「そんなわけないだろ」
「じゃあ、放尿してもいい?」

なんだかまるで俺に軽蔑して欲しかったような長門は気を取り直して許可を求めてきた。
放尿の許可。その権利を委ねられた、俺は。

「せっかくだし、一緒にするか?」
「一緒に?」
「ああ。実は俺も小便を催しててな」

なんとも、我ながら頭の悪い提案である。
とはいえ、俺が催しているのは事実だった。
この状況で長門だけにスッキリされるのはなんとも物悲しいので、同伴を希望すると。

ガタッと。

なにやら寝室のほうから物音が聞こえた。


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