380: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/02(日) 01:29:08.86 ID:vkDwoDkDo
開拓者「大学の事務局にも絵が飾られているんだな」
開拓者「画家に会ってから、絵を気に留めるようになった」
画家「興味を持ってくれて、私もうれしいで…す………あれ?」
開拓者「この絵がどうかしたのか?」
画家「うそ……。そんなわけ……」
画家「これ、私が描いた絵です……」
開拓者「な、何? よく似た絵ではないのか?」
画家「間違いないです。どうして知らない町に……?」
開拓者「心当たりはないのか?」
画家「……帰ったら父に聞いてみます。何か知っているかも」
開拓者「な、なんか妙な展開になってきたな……」
ほのぼのとするどころでは無くなってしまった開拓者たちだが、気を取り直して、町の各地で絵を描いたり、タピオカを飲んだりしながら、他愛もないおしゃべりをした。
開拓者「この町は夜景が明るくない分、星がきれいに見えるな」
開拓者「絵に描くのは、暗いから無理か」
画家「はい。でも、綺麗な景色は、見るだけでも楽しめます」
開拓者「それもそうか」
画家「……。開拓者さんは、本当にすごい人です」
開拓者「あらためてどうした?」
画家「素直にそう思っただけです。開拓者さんは、時代に名を残す傑物です。……私とは、比較できないほどに」
開拓者「そうだ。俺は客観的に見て、とても優れた仕事をしてきた男だ」
開拓者「だが、そんなに褒めちぎってくれるのはお前と町長くらいだ……」
画家「ええ? みなさん、見る目がないですね」
開拓者「そうだな。だから珍しくこうして褒められるととても嬉しい」
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