綾波レイ「碇司令。ふーふー、しますか?」碇ゲンドウ「ああ、頼む」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/17(金) 00:12:04.46 ID:K9DhxrLpO
まともな反応が得られたことに手応えを感じたシンジはさらにレイに質問を重ねた。

「ということは、今日のメニューは……?」
「お味噌汁」

案の定、綾波レイは味噌汁を作ったらしい。
シンジは正直、お食事会に味噌汁というのは如何なものかと思ったのだが、それを口には出さずに無難を受け答えする前に、アスカの横槍が入る。

「地味ね」

すかさず葛城ミサトがフォローする。

「いいじゃない、古風で! ほら昔から良き伴侶の条件として美味しい味噌汁は鉄板だし」
「そう言うミサトは作れないでしょ?」
「うぐっ!」

適当なことを言った罰として、手酷いしっぺ返しを食らったミサトに対し、リツコが深い溜息を吐く。

「なによ、溜息なんて吐いちゃって! リツコだって料理なんてしないでしょうが!」
「失礼ね。そのくらいは一般教養として身につけているわ。それに意外と料理と実験は共通点が多いのよ」
「ケッ。料理を実験と捉えている時点でリツコの味噌汁なんて飲めたもんじゃないわ」
「なんですって!?」

良い歳こいた大人の女の見苦しい口論をよそに、発端となったアスカはワンダースワンを起動して我関せずの態度であり、見かねたシンジが喧嘩を仲裁する。


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