綾波レイ「碇司令。ふーふー、しますか?」碇ゲンドウ「ああ、頼む」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/17(金) 00:26:14.17 ID:K9DhxrLpO
「では、改めて。頂こう」

再び厳かな口調でそう促すゲンドウであったがその威厳は既に失われて久しく、一同は勝手に味噌汁に口をつけていた。

真っ先に感想を口にしたのは、シンジだ。

「綾波! この味噌汁、すごく美味しいよ!」
「そう」

意外と言っては失礼かも知れないが、恐らくレシピに忠実に作られたと思しき綾波レイの味噌汁は普通に美味しく出来ていた。

「ほんと美味しい。これは隠れた才能ね」
「この子にこんな才能があるなんて」

ミサトとリツコも同じく意外そうに舌鼓を打つ中、やはりアスカだけは面白くなさそうに。

「なによ、こんなの普通じゃないの」
「でもね、アスカ。普通に美味しい味噌汁を作るのは、なかなか難しいんだよ?」
「うっさいバカシンジ! んなこと言われなくてもわかってるわよ! 黙ってなさいよ!」

実は綾波レイが料理を練習していることにいち早く気付いていたアスカは自らもシンジのために料理を練習しており、なのでその辺の難しさは重々理解していたのだった。


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