高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「癒やされるカフェで」
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:07:15.71 ID:PFDJARSS0
藍子「でも、加蓮ちゃん。思い出してみてください。ここは、カフェですよ。お弁当やお土産といった、他から持ち込んだ食べ物を出すのはよくありません」

加蓮「あー……確かにそうだね」

藍子「なので私、カフェで待つ加蓮ちゃんの分は、今は持っていないんです。収録先から家へ郵送して、受け取ることにしました」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:07:45.82 ID:PFDJARSS0
藍子「ご年配の方も多かったので……人生経験、と言うのでしょうか。私のぜんぜん知らないお話や、体験したことのない内容がいっぱい――」

藍子「あっ、でも、いくつかはどこかで聞いたことがあるなぁって思って、なんだかもっと距離を近くに感じたりもしたんです!」

藍子「どこで聞いたんだろう? って思い出してみたら、そういえば事務所で菜々さんがお話してい――」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:08:15.94 ID:PFDJARSS0
藍子「ん……。ふわ……。すみません、ちょっと眠たく……」

加蓮「寝とく?」

藍子「ん〜……。でも、今寝ると加蓮ちゃんがひとりぼっちに……」
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14:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:08:45.57 ID:PFDJARSS0
藍子「ふわぁ……」

加蓮「思ってたより疲れてたか、身体に熱が溜まったから眠くなっちゃったんだろうね。膝、貸そっか?」

藍子「ううん、今日はいいです。それに、あんまり眠りたくないのも、本当のことなの」
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15:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:09:15.68 ID:PFDJARSS0
藍子「今は……こうして、癒やされていたいなぁって」

藍子「いつものカフェ、いつもの静かな場所……。でも、物音が聞こえたり、声がしたり。そういうのがぜんぶ、それだけであたたかいの……」

藍子「それに……向かいがわに、加蓮ちゃんがいてくれるの。いつもみたいに、ふふっ、って優しく微笑んでくれて。私のことを、見守ってくれて……」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:09:46.15 ID:PFDJARSS0
藍子「……加蓮ちゃん、子守唄を歌えるの?」

加蓮「歌じゃないんだけどね。適当にリズムを作って、すごーくゆっくり口ずさんだら、それで子守唄っぽくなるんだって」

藍子「へぇ〜……」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:10:15.65 ID:PFDJARSS0

□ ■ □ ■ □


加蓮「熱が逃げ切らないなら、靴と靴下も脱いで見る? クーラーはほどよく効いてるし、テーブルの下でも効果はあるかもよ」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:10:46.07 ID:PFDJARSS0
藍子「今日は……まだ注文していませんけれど、さすがに食べるのはいいかな」

加蓮「食レポだもんね。お腹いっぱいでしょ」

藍子「お腹がいっぱいというよりは、食べたいっていう気持ちが、ぜんぶ満たされた感じです」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:11:16.28 ID:PFDJARSS0
加蓮「裸足じゃなくて、靴のお揃いってどうなんだろ。パッとは気付きにくそうだけど」

藍子「その分、気づいた時に印象に残りそうですね。もしも見つけたら、すごく仲良しなんだ、って思っちゃいそうです」

加蓮「分かる分かる。……あははっ。じゃあ、今度試してみる? とは気軽に言いにくいね」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:11:46.02 ID:PFDJARSS0
加蓮「食べるのはやめとくなら、何か飲む?」

藍子「う〜ん……。食べている間に、飲み物もいくつか頂いたんです。今日はお水だけでいいかも……。でも、何も注文しないのも店員さんに悪いですよね」

加蓮「今さら1回や2回気にしないと思うけど……。気になるなら、帰る時になんか買っていこっか」
以下略 AAS



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