36: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2020/10/04(日) 22:33:16.77 ID:hoF/GHRu0
川;゚ -゚)「……」
砂尾は額に浮かんだ冷や汗をハンカチで拭うと、意を決したのか大きく息を吸い込んだ
川;゚ -゚)「『提督様のデータ』です」
叢雲「そう……」
叢雲は軽い鼻息と共に微笑みを漏らす。『笑顔』を見せたからか、砂尾の緊張も少し緩む。その瞬間
叢雲「ッ!!」
彼女の胸倉を掴まんと、テーブル越しに叢雲の腕が伸びた
(;T)「むr」
青葉「叢雲さんッ!?」
反応速度は『最強の中の最強』が勝った。青葉は叢雲の手首を届く寸での所で止め、出遅れた俺は肩を掴んで引き戻す
川;゚ -゚)「っ……」
逆鱗に触れた本人は息も出来ないと言ったご様子だった
叢雲「こいつの、データ!?よくも、よくも簡単に言えたわね!!私たちを貶めた連中が最初に欲しがったモノが『それ』なのよ!?」
青葉「待って待って叢雲さん!!最後まで話を聞きましょうよ!!ねっ!?」
( T)「アホの言う通りだ」
青葉「ディスる必要ありました!?状況わかってます!?」
( T)「彼女は今、お前の要望通り『正直』に話した。気持ちはありがたいが、行為自体は失礼に当たる。控えろ」
叢雲「フーッ、フーッ……」
( T)「叢雲」
叢雲「……放して」
青葉「行きませんよね?バッと行きませんよね?」
叢雲「早く」
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