小岩井吉乃「ちなみに今は何も穿いてない」 真壁政宗「わざわざ言わんでよろしい」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/17(土) 21:24:31.06 ID:bB3VyAocO
「げほっ……げほっ……!」
「どうしてそんなに驚いているの? 食べた以上、排泄物が出るのは当然のこと」
「そ、そりゃそうだけどさ……!」

盛大に咽せた俺を小岩井吉乃は不思議そうに見つめて、小首を傾げていた。落ち着け。

「よーし。もう大丈夫だ。話を続けてくれ」
「食べる量が多い分、出る量も多くなる」
「お、おう。ま、まあ、当たり前だよな」
「だから、私は愛姫さまが校内で頻繁に用を足すたびに、見張りとして護衛している」
「ん? 見張りって、なんで?」
「愛姫さまは校内でうんちをしていることを他の生徒に知られたくないらしい」
「へ、へえ。お前もいろいろ大変なんだな」

なるほど。どうやらそれが秘密らしい。
たしかに、弱みと言えばこの上ない弱み。
少なくとも俺は安達垣愛姫が校内で大便をしているなどとは思いもしなかったし、他の生徒たちもそれは同様だろう。文字通り"大きな"秘密だ。

「しかしまたなんとも扱いづらい秘密だな」
「言いふらす?」
「いや、小学生じゃあるまいしやめとくよ」

学校でうんこをした生徒に対してウンコマンだの、この場合はウンコウーマンだのと揶揄うのはもはや単なるイジメであり俺が憎き安達垣愛姫にしたいのはもっと崇高なる復讐だ。
イジメではなく、復讐。似て非なるものだ。


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