小岩井吉乃「ちなみに今は何も穿いてない」 真壁政宗「わざわざ言わんでよろしい」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/17(土) 21:30:59.19 ID:bB3VyAocO
「こ、小岩井さんはやめといたほうが……」
「どうして?」
「だっていつも転んでるし……」
「あれは演技。転ぶ際は見せパンを穿く」
「見せパンとか言うんじゃありません」

やめろよ。男の夢を壊すなよ。大切にして。

「ちなみに今は何も穿いてない」
「わざわざ言わんでよろしい」

とはいえ夢が広がった。やはり夢は大事だ。

「小岩井さんがノーパンってことは、もしかして安達垣さんもノーパンなのか?」
「もちろん。愛姫さまはこの頃ずっとノーパンで過ごしている。家でも穿くことは稀」

すごいよノーパン族。族長の教えの賜物だ。

「それで、成果はあった?」
「皆無。むしろ、快楽が増して悪化した」
「ダメじゃねーか! なにやってんだよ!?」

またしても憤慨すると、小岩井吉乃は下唇を噛んで、悔しそうに頭を下げてきた。

「面目ない。全て、私の落ち度」
「い、いや、そんな深刻になるなよ!?」
「あなたの名前を出すたびに、申し訳なさが募っていった。けれど、もう引き返せない」
「引き返してくれよ頼むからさぁ!?」

懸命な俺の説得も虚しく、小岩井吉乃は何やら決意したように頷いて、ネタバラシした。

「実は、今の話は愛姫さまの指示通りにあなたに伝えた。全ては、愛姫さまのご意志」
「な、何を言って……?」

意味がわからず困惑する俺。
小岩井吉乃が跳び箱から降りる。
すると、最上段がひとりでに開いて。

「ご苦労さま、吉乃。よくやってくれたわ」
「はい。間に合って何よりです、愛姫さま」

中から出てきたのは安達垣愛姫本人だった。


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