神崎アオイ「どちらが先に炭治郎を落とせるか勝負よ」栗花落カナヲ「え、ええっ!?」
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12:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/08(日) 20:28:14.62 ID:VhMZ4/6fO
「カナヲ、大丈夫?」
「う、うん……しばらく座れないと思う」

私たちに"教育"を施して、師範は去った。
たしかに師範の平手には愛が込められていたけれど、口の端には少しだけ愉悦があった。

「カナヲはどう思う?」
「師範は、師範なりに伝えてくれたと思う」
「炭治郎は喜ぶかしら?」
「たぶん、悦んでくれる、と思う」

喜びはしないかも知れないけど、悦ぶ。
言葉とは不完全で、不正確なものだ。
そのふたつはきっと別物なのだろう。

「炭治郎が悦ぶなら、私はやる」

アオイは決断が早い。私も覚悟を決めた。

「私も……頑張ってみる」

今すぐじゃなくてもいい。
たぶん、今の私には無理だ。
炭治郎のお尻を叩けずに、思わず彼の桃尻にかぶりついてしまうかも知れない。

「カナヲ、ヨダレ出てる」
「はっ!?」
「炭治郎のお尻、美味しそうよね」
「う、うん……」
「ふふっ。わたくしたちって、全然似てないのになんだか似たもの同士みたいね」

たとえ同じ人を取り合う関係だとしても、アオイが相手ならば全然、嫌じゃなかった。


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