神崎アオイ「どちらが先に炭治郎を落とせるか勝負よ」栗花落カナヲ「え、ええっ!?」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/08(日) 20:20:50.29 ID:VhMZ4/6fO
「どう?」
「ッ!?」

私が悶々としているうちにアオイは小さい隊服に袖を通し終えていて、結果は予想通り。
甘露寺蜜璃にも負けて劣らず、私よりも二回りほど大きな乳房が今にも溢れ落ちそうで。

「ま、前を閉じて! 早く!」
「わ! な、何するのよ、いきなり!?」
「嫁入り前にこんな格好、だめ!!」
「ちょ!? カナヲ! 苦しいってば!?」

ぎゅうぎゅうと乳房を隊服の中に押し込んでボタンを留めようと試みるも、ゲスメガネ作の頭のおかしい隊服の中には物理的に収まりきらない。私ならばなんとか前を閉じられたという客観的な分析結果弐よって頭に血が上り、怒りを込めて物理を無視した結果。

「うう……く、苦しい……きゃっ!?」

ぱつんっ!

「ッ!?」

ボタンが弾け飛んでおでこに直撃。
軌道が全く見えなかった。速すぎる。
鬼と渡り合うこの私が、反応出来なかった。

「ううっ……これが、上弦の力……!」
「カ、カナヲ? 泣いているの?」
「かくなる上は、その乳房を斬って……!」
「ちょっと!? どうして刀を抜くの!?」

黙れ鬼め。炭治郎は私が必ず守ってみせる!

「あらあら」

不意に蝶が目の前を舞い。背後を取られた。

「少しオイタが過ぎるわよ、カナヲ」
「し、師範……」
「刀を納めなさい。未熟者」

にっこりと笑いながら、師範は私を叱った。


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