1: ◆CItYBDS.l2
2021/02/02(火) 18:52:58.09 ID:acYUvXZS0
 
 千年の間、空席であった玉座。 
 冷え切ったであろうその黒檀に、再び熱が宿る。 
  
 名のある長どもを、その力をもってしてねじ伏せ。 
 彼は、魔物の頂き「魔王」の座にたどり着いた。 
  
 逞しき体躯からは、オーラが黒き靄のように立ち上り。その輪郭を霞ませる。 
 しかし、その圧倒的存在感に。彼がいま、そこにおわすことを誰一人として疑うことはない。
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