小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
1- 20
103: ◆bhlju8wMK6[saga]
2021/11/24(水) 00:07:41.41 ID:5V1TTe5a0

トール「――――」スック

小林「あれ、どうしたのトールちゃん? 急に立ち上がって――」

トール「――いえ、ちょっと今からあの男を血祭りにあげてこようかと……」ゴゴゴ

小林「へ?」

トール「足を引っかけるだけなど、やはり生ぬるすぎた様ですね……
    この世に生まれてきた事を悔悟するまで嬲り尽くしてから、魂の一片に至るまで完全消滅……
    いや、地獄の最奥に幽閉してやる方が良いか……」ブツブツ

小林「ちょっと!?」

トール「我が混沌竜としての秘奥義、もとい48のメイド技を全開放する時が来た様ですね……ッツ!」ゴゴゴゴゴ

小林「待った待った! 流石に血生臭いのは駄目だって!」

トール「GURRRRRR、GOAAAAAAAAAAAAAA!!!」ビキビキ

小林「あ、これマジでやばい奴だ! ちょっと、滝谷君も止めて――」ワタワタ

滝谷「ズズー……(茶をすする音)」

小林「飲んどる場合かーッツ!」ガビーン!

滝谷「んー? あんまり止める気しないなあ……
   僕もあの所長にはこう見えても業腹だからね。痛い目見るなら見てほしいという思いは正直あるよ」フウ

小林「いや痛い目とかそういうレベルじゃなさそうでしょこれ! もっと真面目に――」

滝谷「――とは言え、僕も所長を血祭りにするのは反対かな。流血沙汰は小林さんが嫌いだし、それに――」

滝谷「――もう既に、彼は報いを受けてるからね」

トール「GURR……………」ピタッ

トール「……それは、どういう意味ですか」プシュー

小林(お、落ち着いた……)ホッ




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
268Res/330.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice