小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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136: ◆bhlju8wMK6[saga]
2022/05/24(火) 23:08:22.82 ID:bTM3bRGi0

滝谷「! 今の声、トール君の名前を……」

小林「トールちゃん、ルコアさんってもしかして、トールちゃんの記憶の話で出てきた……?」

トール「――はい。私の知り合いのドラゴンです」

小林・滝谷「「………………!」」



トール(……どうして?)

トール(なぜ来た?/なぜ今まで居なかった?/どこに行っていた?/
    私の名前を呼んだ、私の事を覚えているのか?/それとも思い出したのか?/
    なぜ彼女の気配に気付かなかった?/私が話に夢中だったから?/それとも気配を隠していた?/
    そもそも本物か?/……)

トール(……疑問が次々湧いてきて、考えがまとまらない。ただ、今は……)ゴクリ



トール「………………」ソワソワ

小林「……滝谷君?」チラッ

滝谷「ん? ……ああ、いいとも」コクリ

小林「ん。……トールちゃん、玄関、出て良いよ」

トール「っ! 小林さん……」

小林「確かめたいんでしょ? 色々と。突然の訪問だ、今あれこれ悩んだって仕方ないさ」ニコッ

滝谷「なあに、せっかくの手がかりがあっちから来てくれたんだ。丁度良いと思って、まずは思い切って当たってみても良いんじゃないかな」ニッ

トール「お二人共……!」

トール「――はい!ありがとうございます。トール、特攻してきます!」バッ スタスタ……

小林「いや、ちゃんと帰っては来てね?」ハハ……




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