小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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365: ◆bhlju8wMK6[saga]
2025/09/05(金) 21:51:56.04 ID:F5wXTSaO0

滝谷「歓迎するよ、カンナちゃん。僕も合わせてよろしくね〜♪」ニコッ

カンナ「……ん、よろしくおねがいします」スーッ

滝谷「あれー、何で遠ざかるのかなー?」ニコー

カンナ「……なんかやだ。嫌いじゃないけど、うさんくさい」ジッ

滝谷「え、ええ〜!?(普通にショック……!)」ガーン

小林「で、ええと、カンナちゃんは分かったとして、ファフニールさんは何故一緒に……?」

ファフニール「フン……、要はコイツの保護者だ。
       子供一匹で人間界で暮らすのは些か大変だろうから面倒を見てやってくれと、ケツァルコアトルに頼まれてな」チッ

小林「ルコアさんに……? そう言えばルコアさんはどうしたの? 元々彼女がカンナちゃんを保護していたって話だったけど……」

カンナ「ルコア様も今、人間界に来てる。けど別のヤボヨーがあってしばらく忙しいって言ってた。エルマ様も一緒なんだってー」

小林「野暮用? ルコアさんと、エルマさんもか……、一体なんだろう?」

カンナ「んー、よく知らないけど、大事な事なんだって」

滝谷「そっかー、それでファフ君がご指名を受けたって事なんだね」

ファフニール「フン、全く面倒な事だが……。まあ、これも暇潰しでな……」

カンナ「うそ。ほんとは人間界の観光がしたくてずっとわくわくしてた」ズバッ

小林「え、そーなの?」ホヘー

ファフニール「なっ! 貴様、出鱈目を言うな――!」

カンナ「この前来た時に見た人間界が珍しかったのか、人間界の色んなザッシ?とかを取り寄せて読んでたって、ルコア様が言ってた」ズババッ

ファフニール「クッ、あの女……!」ギリッ

カンナ「そのくせ、人間界で暮らす為に必要なコセキ?とかジューミンヒョー?とかの書類作りやチンタイケイヤク?とかをするのが苦手で、
    めっちゃ手間取ってた。ルコア様に手引きも作ってもらってたのに」ズバババッ

ファフニール「貴様……ッ!!」

小林「え、何それ可愛い……」ホッコリ

滝谷「ギャップ萌えだねえ……」ニンマリ

カンナ「そのせいでほんとはもっと早くこっちに来れるはずだったのに、一週間もかかっちゃった。待ちくたびれたー」プンプン

ファフニール「巫山戯るな! 俺はお前の代わりに雑務をこなしてやっているのだ! 感謝されこそすれ、文句を言われる筋合いは――ッ!」

カンナ「ん、それはそう。ありがとう、ファフニール様」ペコリ

ファフニール「ぬ…………っ」グッ

滝谷(無垢な子供に調子を崩されてるねえ)フフッ




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