小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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367: ◆bhlju8wMK6[saga]
2025/09/05(金) 21:57:30.39 ID:F5wXTSaO0

《epilogue.2 カンナ、学校へ行くanother》

【カンナが人間界に来て数日後】

【並行世界・小学校、とある教室】



カンナ「――転校生の大山カンナ、です。よろしくおねがいします」ペコリ

教師「はい、ありがとう大山さん! みんな、仲良くしてあげてね〜!」

生徒たち「「「は〜い!!」」」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



ワイワイ ガヤガヤ

生徒A「――大山さん、かわい〜♪ よろしくね!」

生徒B「髪も肌も白〜い! きれ〜!」

カンナ「ん、ありがと」コクリ

生徒C「外国から来たんだって? すげー!」

生徒D「運動はできんのか? 昼休みドッヂボールしよーぜ!」

カンナ「うん、いいよ」コクリ



ワイワイ ガヤガヤ……



才川「…………フン」ジーッ



カンナ「? ……ねえ。離れてこっちを見てるあの子はだれ?」ピクッ

生徒A「え? ……あー、才川さんの事?」チラッ

カンナ「うん。私、あの子とも仲良くなりたい」コクッ

生徒B「あー、そうなの? でも、う〜ん……」

カンナ「?」

生徒C「やめとけ!やめとけ! あいつは付き合いが悪いんだ!」

カンナ「お、おう?」ビクッ

生徒D「『一緒に遊ぼうぜ』って誘っても、興味がないんだか意地張ってるんだか……」

生徒C「『才川リコ』、小学4年生、孤立ぎみ。学業は真面目でそつなくこなすが、今ひとつ協調性のない女……」

生徒D「昔から偉そうで見栄っ張りで女王様気取りの振舞いをしていたため少し敬遠されていたが、
    ここ1年位はそれが更に悪化して周りとギクシャクして、クラスでも浮いちまってるんだぜ」

生徒C「根が悪い奴じゃあないんだが、かと言って素直になるには少々凝り固まりすぎちまった……、愛想のない女さ」

カンナ「……ふーん」ジッ

生徒D「そうそう、気難しい奴だから、下手に近付かない方が……」

カンナ「ん、ありがと。じゃあ行ってくる」テクテク

生徒C「ってあれぇ!? 話聞いてた!?」ガビーン




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