【マギレコ】 最後の世代の魔法少女たち
1- 20
5: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/07/25(月) 23:07:02.38 ID:/ZKesHprO
ショッピングモールのポイント10倍デーに備えて、出発準備が整っていた住人は、
居間で着席はせずにいろはの報告を聞いた。

織莉子によれば、全人類が死に絶える未来を予知したという。
それを止められる可能性にかけて、みかづき荘を訪ねたとのことだった。
かつて、いろはたちと対峙した際、いろはの他者との絆を信じる前向きな姿勢に、
救世の可能性を感じたとも。

「率直に言うと半信半疑ね。みたまの時のことは謝罪を受け取ったから、
 当時のことをフィルターにかけたりはしないけど」
「でも、今日のことは電話だけで、今度は直接話すわけですし、
 いくらなんでも与太話ってことはないと思います」
「そうよね。そんなことするような人じゃないでしょう。今度の休みなのだけど、
 全員、一日予定を空けてちょうだい。もし本当に未来が危ないという話なら、
 真剣に聞きたいのよ」
「お姉ちゃん。今日のことなんだけど、私からもいいかな?」
「うい?」
「未来にかかわることなら、灯花ちゃんたちも呼びたいんだ」
「なんでアイツらまで呼ぶんだよ?」
「星屑タイムビューワ」
「なんだそりゃ?新手のウワサか?」
「今はもういないウワサだよ。桜子ちゃんの裁判があった日なんだけど、
 あの日、時間が来るまで、星屑タイムビューワで未来を一緒に見たの」
「中央区に行った時のことだね。覚えてるよ」
「だから、灯花ちゃんたちにも来てほしくて」
「分かったよ。私から連絡しておくね」
「ありがとう、お姉ちゃん」
「やちよさん、一旦部屋に戻ります」
「分かったわ」

いろはは自室に戻ると、灯花に電話で連絡を取った。
灯花はすぐに電話に出ると用件を聞き、いろはは先ほどの内容を伝えた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
235Res/340.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice