482: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/21(月) 15:07:27.68 ID:1bK8AB/x0
凛「なんで、“まひ”したはずのジュプトルがあんなスピードで……」
かすみ「ふっふ〜ん、実は最初から状態異常は対策してたんですよ〜♪」
凛「対策……? ……“きのみ”」
かすみ「そのと〜りです! ジュプトルには予め“ラムのみ”を持たせていました!」
凛「そして、“まひ”を回復すると共に、“かるわざ”を発動させて、素早さを逆転された……」
かすみ「ですです〜♪ バトルは準備段階から始まってるんですよ〜!」
凛「そのとおりだね……。いい奇襲作戦にまんまとやられちゃった」
かすみ「いえいえ、それほどでも……こっちも“はっけい”での“まひ”がなかったら、かなりやばかったですから……。……とはいえ、もうここまで体の温まったジュプトルがいれば、2匹目も楽勝でしょうけどね〜♪」
「ジュプトォル!!!」
もはや、このスピードのジュプトルに追い付けるポケモンがいるとは思えない。
これで、かすみんの勝利は約束されたようなものですね!
凛「確かに……その速さはピンチかも。……でも、勝負は最後までわからないよ! 行くよ! ゴーリキー!」
「──ゴォーリキッ!!!」
りん子先輩の最後のポケモンはゴーリキー。これまた、かくとうタイプらしい、かくとうタイプのポケモンが出てきました。
かすみ「さぁ、ジュプトル! このまま、決めちゃうよ!」
「プトルッ!!!」
ジュプトルが床を蹴って飛び出した。
一気に肉薄し、ゴーリキーに向かって、腕を振り下ろす。
かすみ「“リーフブレード”!!」
「プトォル!!!!」
「リキ…ッ!!」
あまりのスピードに回避もままならず、攻撃が直撃し、うめき声をあげるゴーリキー。
凛「“からてチョップ”!!」
「リキッ!!!」
ゴーリキーも負けじと、攻撃を返してくるけど、
「プトル!!!」
かすみ「そんな攻撃当たりませんよ〜!」
ヒット&アウェイで離脱するジュプトルはなんなく攻撃を回避する。
かすみ「ふっふ〜ん♪ これは楽勝な流れですね〜!」
「プトルッ!!!」
再び接近し、ヒット&アウェイを狙った“リーフブレード”を振り下ろした、瞬間──ゴーリキーが自分から前に出てきた。
かすみ「!?」
「プトルッ!!?」
まさか前に飛び出してくると思わなかったため、ジュプトルの縦薙ぎの攻撃は、ゴーリキーの肩辺りに振り下ろされる。
ジュプトルの腕は──ガッと音を立てながら、ゴーリキーの肩に上からぶつかり、
凛「そこっ!!」
「リキッ!!!」
「プトルッ!!?」
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