486: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/21(月) 15:11:04.74 ID:1bK8AB/x0
かすみ「……わかった。サニーゴ、信じるよ!」
「…………」
かすみ「“シャドーボール”!!」
「…………サ」
影で出来た弾がゴーリキーに向かって撃ちだされる。
凛「“からてチョップ”!!」
「リキッ!!!」
ゴーリキーはそれを直接チョップで叩き落とす。
かすみ「ち、直接殴って防いでくるなんて……! なら、数で勝負です!! “パワージェム”!!」
「…………コ」
今度は宝石のようなきらめく光が複数発射される。
凛「“クロスチョップ”!!」
「リキィィ!!!!」
今度は、腕をクロスにしたチョップで、一気に薙ぎ払う。
かすみ「……っ! これも、ダメ……っ……!」
凛「いつまでも、遠距離技に付き合うつもりはないよ!!」
「リキィ!!!」
カイリキーが再び、手刀を構えながら迫ってくる。
かすみ「サニーゴ! 逃げ──……るのは無理かも……」
「…………」
相手が“まひ”しているとはいえ、動きが絶望的にのろのろなサニーゴが迫ってくるゴーリキーから逃げるのは無理……!
かすみ「なら、迎え撃つしかない……!!」
凛「“からてチョップ”!!」
「リキィッ!!!!」
かすみ「“てっぺき”!!」
「………………ニ」
──ゴッ!! と硬いモノを叩く音と共に、チョップが炸裂する。
真上からの強烈な一撃に、浮いていることもままならず、サニーゴを床に叩き落とされ、そのまま床板にめり込んでしまう。
凛「さぁ、トドメ……!!」
再び、ゴーリキーが手を振り上げた瞬間──ゴーリキーの動きが止まった。
凛「……!? ゴーリキー!? なんで、攻撃しないにゃ!?」
「リ、リキ…」
いや、止まったんじゃない。ゴーリキーは腕を“振り下ろせなくなった”だけ。
かすみ「今、触りましたよねぇ〜?」
凛「にゃ……?」
かすみ「触れられたら、たまーに発動するんですよ……この子の特性は……!!」
凛「特性……? まさか、“のろわれボディ”……!?」
かすみ「そのとーりです!! サニーゴの特性は“のろわれボディ”!! 直接触った部位に呪いを掛けて技を使えなくしますよ!! もう、ゴーリキーの拳は封じました!!」
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