侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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508: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/23(水) 12:32:09.73 ID:O3G9ZVHQ0

侑「まあ……サスケもいたし、手持ちのボールも持ってたから、大丈夫だと思う」

リナ『そうだね。いざってときでも、図鑑があれば位置もわかるし』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||

侑「うん」





    🎀    🎀    🎀





私は一人、ウチウラシティの西にある浜を歩く。


歩夢「……もう、侑ちゃんったら、相変わらず過保護なんだから……」


そうやって、気に掛けてくれることが嬉しい自分もいるけど……。

でも、今は……そんな侑ちゃんの優しさに甘えてちゃいけないとき。


歩夢「ラビフット、マホミル、出てきて」
 「ラフット!!」「マホミ〜♪」


2匹をボールから出し、


歩夢「サスケも」
 「シャボ」


定位置にいたサスケも砂浜に降ろす。


歩夢「それじゃ、始めよっか」
 「ラフット!!」「マホミ〜♪」「シャーーボ!!」





    🎀    🎀    🎀





砂浜の砂を盛って、そこに拾った木の棒を立てる。


歩夢「──サスケ! “どろばくだん”!」
 「シャーーボッ!!!!」


その木の棒目掛けて、サスケが“どろばくだん”を放つ。

サスケの攻撃は木の棒を吹きばしたけど……それと同時に、盛った砂の山も吹き飛ばしてしまった。


歩夢「これじゃダメ……もっと的確に攻撃を当てないと……。サスケ、もう1回!」
 「シャーーボッ!!!」


いくつか作った砂の山に立てた木の棒に向かって攻撃を飛ばす。木の棒だけ狙い撃てればそれで成功だ。成功するまで、何度も繰り返す。


 「シャーーーボッ!!!」

歩夢「! やった! 今度は成功だよ! サスケ!」
 「シャボッ」

歩夢「それじゃ、次はラビフット!」
 「ラフット!!!」

歩夢「行くよ……! はい!」



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