520: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:13:57.62 ID:ffPGApYk0
歩夢「……侑ちゃん」
侑「なに?」
歩夢「……私、勝ちたい」
勝ちたい。勝って、自分の自信にするために。
侑「違うよ、歩夢」
歩夢「え?」
侑「勝ちたい、じゃなくて──勝とう!」
歩夢「……! うん!」
侑ちゃんの手をぎゅっと握って、頷き合って、決意する。勝つんだ……!
リナ『二人とも頑張ってね。私もサポート頑張る』 || ˋ ᨈ ˊ ||
侑「うん、お願いね! リナちゃん!」
歩夢「頑張るね!」
リナちゃん含めて、戦いの準備が整ったところで、フィールドの向かい側にいるダイヤさんとルビィさんが声を掛けてくる。
ダイヤ「さて、準備はよろしいですか?」
ルビィ「こ、今回のルールは特別ルールで、それぞれのトレーナーが2匹ずつのポケモンを使ってのマルチバトルです!」
ダイヤ「そして、もちろんですがそちらが勝った暁には、ジムバッジをお二人に差し上げますわ。ただし、こちらの手持ちは侑さんのジムバッジ2個相当に合わせて選ばせていただきます。ジムバッジを持っていない歩夢さんには少し厳しい条件になりますが、そこはご容赦を」
侑「わかりました!」
歩夢「も、問題ありません!」
ルビィ「それじゃ、ジム戦を開始します……!」
ダイヤ「今は四天王ですが、本日はジムリーダーの一人として、お相手いたしますわ」
二人がボールを構える。
ダイヤ「ウチウラジム・ジムリーダー『花園の気高き宝石』 ダイヤ」
ルビィ「ウチウラジム・ジムリーダー『情熱の紅き宝石』 ルビィ!」
ダイヤ「さあ、ルビィ。行きますわよ!」
ルビィ「うん! お姉ちゃん!」
4つのボールが放たれて──……バトル、スタート……!!
🎀 🎀 🎀
侑「行くよ! ライボルト!!」
「──ライボッ!!!」
歩夢「ラビフット、お願いね!」
「──ラフット!!!」
侑ちゃんの最初のポケモンはライボルト、私はラビフットを繰り出す。
対する、ジムリーダー側は、
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