佐々木「僕はキミに安心感を与える置物じゃない」キョン「そんなつもりは……」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2023/01/07(土) 23:02:25.94 ID:l/iL5hNWO
「やれやれ、だね」

完全論破したことで佐々木は溜飲を下げて。

「泣きそうだね、キョン。そう言えば僕はキミの泣き顔を見たことがなかった。喧嘩らしい喧嘩もこれが初めてだ。見納めが泣き顔というのはなんとも切ないが、文学的かもね」

くつくつと笑って毒を吐くことで、俺の罪悪感を減らそうという魂胆は見え透いている。
文学的だからどうしたというのだ。くそっ。

「佐々木」
「まだなにか?」
「講義中、俺はずっとお前の横顔を見てた」
「それが?」

佐々木の顔色くらいわかる。友達だからな。

「お前、ずっとおしっこを我慢してるだろ」
「っ……!?」
「ちなみにそろそろ限界寸前だ」
「キョン、知っててキミは……!」

まさか、用を足さずに帰るとは思わなんだ。


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