429:名無しNIPPER
2023/07/31(月) 22:47:01.62 ID:x3HohwMoO
そのとき。
スポンサーさんから通信が入った。
『御機嫌よう諸君!調子はどうだね?』
430:名無しNIPPER[sage]
2023/07/31(月) 22:49:06.79 ID:QL2cyC/to
利益の面でも情の面でもいつも正論だスポンサーさん
431:名無しNIPPER
2023/07/31(月) 22:59:45.43 ID:x3HohwMoO
ヒョイとカリアゲが顔を出した。
「それで、今日は俺達になんか用事があるんスか?」
『ああ、近況報告を聞きたくてね。そうだ、君達はランサムウェアの被害には遭っていないかね?』
432:名無しNIPPER
2023/07/31(月) 23:06:23.27 ID:x3HohwMoO
シンがひょいと顔を出す。
「これから、サラマンダモンのデジタマを拾おうと思ってるんス!人懐っこくて甘えてくるから、きっと前に誰かに飼われていて、棄てられたんスよ。だから、デジタマが安全なら、サラマンダモンも拾おうかと思ってるッス」
『…誰がそれを捨てたのかね?』
433:名無しNIPPER[sage]
2023/07/31(月) 23:13:09.78 ID:YU09u4Bmo
事が大きくなりすぎてもうケンとクルエとカンナギだけの秘め事にするの無理だよぉ…
434:名無しNIPPER
2023/07/31(月) 23:14:05.77 ID:x3HohwMoO
「そんなことできるんスか!?」
『デジタルモンスターは情報生命体だ。パッチ進化というものがあるんだろう?もしクラッカーが、そのデジモンに任意のマルウェアを食わせてパッチ進化させていたら、そのマルウェアをばらまく感染源になる可能性があるだろう!』
「う…確かに…!で、でもクラッカーじゃなくて一般研究者が棄てたのだったら可哀想ッスよ…」
435:名無しNIPPER
2023/07/31(月) 23:44:06.32 ID:x3HohwMoO
その時、クルエの声がした。
「このサラマンダモンさん、人の声やチャットに反応しますよー」
お、ほんとに?
436:名無しNIPPER[sage]
2023/07/31(月) 23:45:14.34 ID:PUo9hSm3o
こんだけ食らい付いてきたらスポンサーもケンが何か知ってること感づきそうだな
437:名無しNIPPER
2023/07/31(月) 23:48:19.67 ID:x3HohwMoO
このサラマンダモンは、人語を理解できます。
『そのようだね。幼年期からよく教育されているのだろう』
つまり!
438:名無しNIPPER
2023/07/31(月) 23:51:13.30 ID:x3HohwMoO
そういうわけで。
我々はデジタルゲートを開き、サラマンダモンを隔離チェンバーへ招き入れた。
飼い主について聞き出す役割は…
私やクルエがやるるのは、ちょっと危ないからやめておこう。
1002Res/476.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20