【グラブル】ガイゼンボーガ「吾輩の、騎空団の一員としての日常」
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14:名無しNIPPER[sage saga]
2025/07/28(月) 20:04:06.92 ID:1M+emLR40


 ===ルリアの日記より抜粋===


今日は依頼もほぼ無く、景色の良い所でグランサイファーを停めてお休みと言う事になりました。
お昼ご飯を食べ終わった後、食堂でドロッセルさんが『最近練習してるんですの』と、皆さんに紅茶を振る舞ってくれたんです。
ロジーヌさんがそれに合うように、と甘くて柔らかいおせんべいを作ってくれて、食後のお茶会になってました。

しばらくして、甲板でユーステスさんと一緒に銃の手入れをしていたラカムさんが大慌てで食堂に飛び込んできて、私達を呼び出しました。
グランサイファーを停泊させていたのは広くて穏やかな草原だったんですけど、甲板に出た瞬間ものすごい音と一緒に風が吹きつけてきました。

ラカムさんが指差した所を見ると、そこにはガイゼンボーガさんとシスさんと、少し離れた所にアイルさんが居ました。
音と風の正体は、二人が勝負……? しているからだったんです。
二人がぶつかると草は散って、地面もえぐれて、そこだけ竜巻が出来たみたいな、すごい事になってました。
『二人を止めないと』とグランとジータが出て行こうとした時、ルシウスさんが『危険すぎる、こういう時は他のヤツに任せるんだ』と二人を即座に引き留めました。
危険すぎるからこそ、グランとジータが行かないといけない、と言う場面だったのかもしれませんけど、ルシウスさんの意見に賛成する人達が殆どでした。
ビィさんが『そうしたら逆にお前達が危険にさらされるじゃねぇか』と冷静な意見を出してくれたんですけど………

昼間から酔っちゃってるラムレッダさんが『じゃーあの二人を止めたら、だんちょーさんが何でも言うこと聞くってのはどーお? 命張る価値あるっしょ?』と言ったのが、不味かったです。

グランも何も考えずに『あの二人を止めてくれるんなら、なんでも言う事聞くよ!』と即座に叫んでしまったから、さぁ大変です。

甲板は女性たちの戦場となりました。
そうこうしている内に、いつの間にかガレヲンさんがガイゼンボーガさんとシスさんの間に居て、拳を受け止めていました。
グランとジータが心配している、と伝えると二人はあっさりと勝負を止めて、『良い汗をかいた』と握手をしてました。
私やビィさんは良かったなぁ、と安心していたんですけど…………甲板の女性たちから、ものすごい鋭い視線がガレヲンさんに注がれていました。

ぼろぼろになった草原はロゼッタさんとユグドラシル、レナさんが元に戻してくれました。
ガレヲンさんはグランの助言を聞いてしばらく艇から離れていたそうです、ごめんなさい。






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