【グラブル】ガイゼンボーガ「吾輩の、騎空団の一員としての日常」
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21:名無しNIPPER[sage saga]
2025/07/28(月) 20:08:27.81 ID:1M+emLR40

ガイゼンボーガ「うむ。故に、その性質を聞いた時には如何なものであろうかと歓喜に身震いしたものだったが……まだあの頃の吾輩は今ほど丸くは無かったのだが、何故かあの”死”に挑む気にはなれなかった」

スター「……モシモ挑ムトシタラ、我ハ汝ヲ止メタダロウ……」

ガイゼンボーガ「思い返せば、初めてこの艇に乗った時から既に吾輩の心には楔(くさび)のようなものを打たれていたのかもしれんな……」

スター「一度ハ、艇カラ……騎空団カラ離レカケタノニカ?」

ガイゼンボーガ「……初心な童が、育まれた親より自立しようと反発し、そして振り返り、親の偉大さと己の慢心を思い知る………あの時の吾輩は正に、そう言った状況であろうか」

スター「ガイゼンボーガ……」

ガイゼンボーガ「吾輩もまだまだ未熟だった。ただただ、それだけの事であったな……。だが、今やあの鎧に袖を通して戦場に赴いても、怨嗟の声など蚊の羽音程にも聞こえぬ」

スター「強クナッタナ、ガイゼンボーガ……」

ガイゼンボーガ「ククッ、極星め。よくぬかすわ。しかし、いかんな……過去の感傷に浸るなど。吾輩はこれからの未来だけを見て進むと決めていたのだがな」

スター「時ニハ、振リ返ルノモ悪クナイ……前ニ進ンデイル証ダ」

ガイゼンボーガ「フハハハ……! よもや星の獣が人を慰めようとは! 貴様も俗に塗れたものよ!」

スター「……コレハ慰メナドデハナイ……友トシテノ言葉ダ」

ガイゼンボーガ「やれやれ。よくもまぁ舌が回る」


  フハハハッ  フフッ

ナッ、キサマ、ワラエタノカッ!?  アア、ワラエルゾ フフフ…




ルリア「……急にスターさんの気配を感じたと思ったら……」コソコソ

ビィ「へへっ、邪魔しないであげようぜ」ヒソヒソ





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