【グラブル】ガイゼンボーガ「吾輩の、騎空団の一員としての日常」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2025/07/28(月) 20:00:34.75 ID:1M+emLR40

ナルメア「………」

ガイゼンボーガ「……すまぬ、出過ぎた真似をした。若人が憂う様子が見ておれず、ついな……」

アズサ「……いえ、我が半生を存ぜぬ御仁に見透かされる此方の未熟さ、一層感じた次第です」

ガイゼンボーガ「いや……この艇に乗っている以上は、それを超えた位置に心が到達しているのも解ってはいる。なにせ、あの団長が認めた仲間なのだからな。一時の迷いや憂いも、また若人の特権よ」

アズサ「ガイゼンボーガ殿………貴殿の言葉の重さと真意、不肖な此方にも伝わり申した。命は鋼よりも重い事を友より学んでいたはずであったのに……」ドゲザッ

ガイゼンボーガ「えぇい、頭を上げぬか。これでは吾輩が若人を虐めているようではないか」

ナルメア「うふふ……イジめられちゃったね、アズサ?」クスッ

アズサ「汗顔の至り……。ガイゼンボーガ殿、貴方の言葉、此方の心は痛く感じ入りました。恥を忍んで一つお願い申し上げます」

ガイゼンボーガ「な、なんだ? せめてもの詫びだ、吾輩で出来る事ならば協力しよう」

アズサ「ガイゼンボーガ殿のその『心』、此方に是非ご教授願いたく存じます………なにとぞ!」ペコリッ

ナルメア「ア、アズサ……!?」

ガイゼンボーガ「吾輩の、心を……だと?」

アズサ「はい。此方の剣は未だ道半ばの鈍(なまく)ら。ガイゼンボーガ殿の心と、その生きる道を学べば、この刀に揺らがぬ芯が通り、折れぬと悟りました」

ガイゼンボーガ「………星に、手は届かぬかも知れんのだぞ?」

アズサ「なればこの刀、地に刺し立たせ、鍔に乗って手を伸ばしましょう!」




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