16: ◆qJX8kuiMZI[sage]
2025/12/05(金) 20:06:54.67 ID:XTeJFan70
アンパンマン「大丈夫かな……ばいきんまん」
メロンパンナ「私のこと忘れるなんて失礼しちゃうわ!」
クリームパンダ「そうだそうだ! 僕のことも忘れるなんて!」
カレーパンマン「ま、大丈夫だろ。いつものようにまた悪さをするに決まってるぜ」
しょくぱんまん「ばいきんまんにもほんとに困ったものですね」
「おーい」
アンパンマン「あ、ジャムおじさん」
ジャムおじさん「ばいきんまんも無事だったし、そろそろ帰ろうか」
バタコ「今日もパトロールお疲れ様」
チーズ「あんあーん!」
アンパンマン「あはは、そうですね」
こうしてアンパンマンたちは帰路につく。
夕日に照らされる森の中、ジャムおじさんは振り返って呟いた。
ジャムおじさん「そうかい。君が救ってくれたんだね。ありがとう」
視線の先には、薄暗い雲が一つ。
そこに乗ったばいきん仙人も笑いながら呟いた。
ばいきん仙人「ふぉっふぉっふぉっ、夢で良かったのう。ばいきまんよ」
その頬に涙が一筋。
その涙が消えると同時に、ばいきん仙人の雲はどこかへと消えたのだった。
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