18:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:40:02.39 ID:g2DVH8wF0
食堂に足を踏み入れた瞬間、目に飛び込んできた光景に言葉を失った。
飾り付け。テーブルの上の料理。見慣れた顔ぶれが、揃ってこちらを見ている。
「……え?」
頭が、追いつかない。
さっきまでの沈黙も、気まずさも、一気に置き去りにされた。
「サプライズ、成功……かな」
そう言って、前に出てきたのは李衣菜ちゃんだった。
「みくの誕生日パーティー。企画したの、私」
一瞬、息が止まる。
誕生日――そうだ。今日は私の誕生日だった。
「え、じゃあ……」
視線が、自然と晶葉に向く。
「掃除ロボは壊れてないぞ。あれは、わざとだ」
「ゴミを散らかすように、ちょっと挙動をおかしくしただけだ」
「みくが出かけたあとで元に戻して、掃除はロボがやった」
「……」
朝の混乱が、頭の中で組み替えられていく。
「じゃあ……寮を出たとこで会ったのも……?」
みくの問いに、友紀チャンは苦笑して頷いた。
「たまたま、じゃないよ。最初から予定通り」
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