1:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:25:00.66 ID:g2DVH8wF0
みくにゃん誕生日SSです。
当方エアP。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:25:53.31 ID:g2DVH8wF0
目が覚めた瞬間、胸の奥が少しだけそわそわしていた。
理由はわかっている。
枕元のスマホを手に取って、画面を点ける。
通知がずらりと並んでいた。
3:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:26:54.25 ID:g2DVH8wF0
身支度を整えて廊下に出ると、まだ朝の空気が残っている。
スマホはポケットの中で時々震える。返信は、あとでまたまとめて返そう。
食堂に入ると、アーニャちゃんが先に座っていた。
「おはよう、アーニャチャン」
4:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:28:03.27 ID:g2DVH8wF0
部屋に戻って、ベッドの上に腰を下ろす。
スマホの画面には、まだ返信していない誕生日メッセージがずらりと並んでいた。
誕生日メッセージ。ひとつひとつに返信していく。
画面に集中していた、そのとき。
5:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:28:45.22 ID:g2DVH8wF0
視界に入ったのは、床一面のゴミ。
紙くずや、ほこり、色んなものが散らばっている。
その間を、掃除ロボがふらふらと動き回っていた。
「……何にゃ、これ」
6:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:29:28.38 ID:g2DVH8wF0
女子寮の玄関を出ると、朝の空気がひんやりと頬に触れた。
さっきまで廊下で聞こえていた騒がしさが嘘みたいに、外は静かだ。
今日は外でゆっくりしてきていいと言われたばかりだ。行き先は決まっていないけれど、特に困ることもない。そんなことを考えながら、敷地の外へ歩き出す。
「おっはよー、みくちゃん!」
7:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:30:06.47 ID:g2DVH8wF0
そのまま助手席に乗り込み、シートベルトを締める。
エンジンがかかり、車はゆっくりと動き出した。
「そういえばさ」
8:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:31:02.64 ID:g2DVH8wF0
「でさー、せっかく時間あるし、バッティングセンターとかどう?」
ハンドルを握ったまま、友紀チャンが軽い調子で言う。
「……それ、友紀チャンが行きたいだけでしょ」
9:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:32:01.41 ID:g2DVH8wF0
次の行き先をどうするか考えていた車内で、友紀チャンが前を向いたまま言った。
「じゃあさ、映画とかどう?」
その言葉を聞いた瞬間、頭の中で、さっきまでの猫カフェの余韻がすっと引っ込んだ。
10:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:33:00.10 ID:g2DVH8wF0
映画館を出て、外の明るさに目を細める。
少し歩いてから、友紀チャンが口を開いた。
「面白かったね」
「うん、面白かった」
11:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:33:40.03 ID:g2DVH8wF0
昼どきのファミレスは混んでいて、少し待ってから二人席に案内された。
向かいに座り、メニューを見て、どちらも無難なセットを選ぶ。
料理を食べ終えたころ、友紀チャンが何気なく言った。
「このあと、ちょっと買い物頼まれててさ。つきあってもらっていい?」
12:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:35:40.06 ID:g2DVH8wF0
ファミレスを出たあと、車で商店街まで来た。
駐車場に停めて、そこからは歩き。
友紀チャンはスマホを見ながら進んでいて、私はそれについていくだけだ。
しばらくして足を止めた友紀チャンが、ひとり言みたいに言った。
13:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:36:06.80 ID:g2DVH8wF0
店主さんはさらに調子に乗る。
「ビールに合わせるならこれだね」
「焼くだけでいいし、間違いないよ!」
(色々話は聞いてるけど……)
14:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:36:44.56 ID:g2DVH8wF0
魚屋を出た瞬間、鼻につく魚の匂いが薄れていく。
それだけで、少し肩の力が抜けた。
そのまま商店街を歩いていき、最初に入ったのは八百屋さんだった。
「リンゴ、山形県産でお願いします」
15:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:37:38.49 ID:g2DVH8wF0
ホビーショップで、ぴにゃこら太。
ドラッグストアで、栄養ドリンクとスポーツドリンク、それから湿布。
(まだ、あるんだ……)
16:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:38:17.01 ID:g2DVH8wF0
車内は時間が止まったみたいだった。
怒りはもう残っていない。ただ、さっきまでの空気が、そのまま沈殿しているだけだった。
謝るほどでもない。
でも、何事もなかった顔で話しかけるのも、違う気がする。
17:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:38:44.89 ID:g2DVH8wF0
「みくちゃん、おかえり」
美波チャンだった。その隣に、未央チャンがいる。
「おかえりー、みくにゃん! ちょっと来てほしいんだけど!」
18:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:40:02.39 ID:g2DVH8wF0
食堂に足を踏み入れた瞬間、目に飛び込んできた光景に言葉を失った。
飾り付け。テーブルの上の料理。見慣れた顔ぶれが、揃ってこちらを見ている。
「……え?」
19:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:40:32.60 ID:g2DVH8wF0
「午前中は友紀さんと一緒にいてもらって、その間に準備するつもりだったんだ」
「私もお昼前には戻れる予定だったんだけど……渋滞で帰れなくなっちゃって」
「それで、友紀さんは追加の時間稼ぎをお願いしたってわけ」
「買い物に付き合ってもらって、ってリスト送られてね」
「正直、参ったよ」
20:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:42:49.44 ID:g2DVH8wF0
以上です。
みくにゃん誕生日おめでとうございます。
21:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:55:00.85 ID:g2DVH8wF0
私には文章力がないので、このSSには生成AIを使用しています
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