3:名無しNIPPER
2026/02/22(日) 21:26:54.25 ID:g2DVH8wF0
身支度を整えて廊下に出ると、まだ朝の空気が残っている。
スマホはポケットの中で時々震える。返信は、あとでまたまとめて返そう。
食堂に入ると、アーニャちゃんが先に座っていた。
「おはよう、アーニャチャン」
「おはようございます、みく」
向かいに腰を下ろす。
温かい匂いがして、少し落ち着く。
「今日は、なんだか嬉しそうですね」
そう言われて、思わず頬がゆるむ。
「……ちょっとね。メッセージ、いっぱい来てて」
「そう。みく、愛されていますね」
その言い方が、くすぐったい。
「大げさだよ」
そう言いながらも、否定する気にはなれない。
何気ない朝。
いつもの食堂。
でも、胸の奥だけが、いつもより少し軽い。
ポケットの中で、またスマホが震えた。
今日は、まだ始まったばかりだ。
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