251: ◆FVcQHgh3kU
2011/04/23(土) 16:34:18.00 ID:Rqc4mdqT0
場所は変わって、お菓子の家である。
お菓子の家と行っても、お菓子で出来ている訳ではない。
鉄筋とコンクリートで出来ている。当然食えない。
252: ◆FVcQHgh3kU
2011/04/23(土) 16:35:48.58 ID:Rqc4mdqT0
「お前は誰だ」
少年はドクオを睨みつけたままだ。
その、少年の感情とは反対に、ドクオは半分ニヤけている。
253: ◆FVcQHgh3kU
2011/04/23(土) 16:44:00.18 ID:Rqc4mdqT0
「てめぇ!殺してやる!」
と言ったのはいいものの、少年の手足はベッドに縛り付けられているし、
何故縛られているのかもわからない。
254: ◆FVcQHgh3kU
2011/04/23(土) 16:47:07.51 ID:Rqc4mdqT0
('A`) 「毎日監視してるんだから、監視してる奴の名前くらい覚えとこうよ」
「ということは、まさかお前は―――」
少年はひらめき、目を見開いた。
255: ◆FVcQHgh3kU
2011/04/23(土) 16:48:26.59 ID:Rqc4mdqT0
256: ◆FVcQHgh3kU
2011/04/23(土) 16:57:34.90 ID:Rqc4mdqT0
―――第一中学校
「そんな…」
上官からの知らせで、恋人でもある少年を亡くした事を知る、一人の活発そうな女の子。
257:修正h[saga]
2011/04/23(土) 16:59:41.64 ID:Rqc4mdqT0
―――第一中学校
「そんな…」
上官からの知らせで、恋人でもある少年を亡くした事を知る、一人の活発そうな女の子。
258: ◆FVcQHgh3kU
2011/04/23(土) 17:04:48.53 ID:Rqc4mdqT0
こちらは、同じく第一中学校は2-Aの教室。
朝のホームルームは生徒がギャーギャー騒ぐ時間と行っても過言ではないと思う。
その話題は、昨日見たテレビとか、最近の音楽だとか、そんなモンなのだ。
259: ◆FVcQHgh3kU
2011/04/23(土) 17:19:07.80 ID:Rqc4mdqT0
こへ、「ガラァ」という音と共に、教師の手と靴が見えた。
クラス全員が、一旦話を止め、一斉に引き戸に集中した。
皆、そこで考えるのは、かっこいいか、可愛いか、男子か女子か、
自分に得になる人か、損になる人か、である。
260: ◆FVcQHgh3kU
2011/04/23(土) 17:29:36.45 ID:Rqc4mdqT0
「碇君、好きな席に座りなさい」
老教師がドクオに声をかける。
この老教師はいつもニコニコしていて、曽根川の話ばかりしているのが印象深い。
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