過去ログ - 上条「なんだこのカード」その2
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796:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 02:35:20.55 ID:YJTWE+ixP
突然戻った電気のお陰で、最低限の明るさに保たれていた第7学区の病院の中が、正常な明度を取り戻す

携帯の圏外という表示が変化し、今度は逆に電波は十分な強度が有るという表示で固定される

表示されるニューステロップが変化した事以外、メールや電話が入ってくるという訳ではなかった

御坂「……やっぱり、そうだよね」

耳に押し当てていた携帯を離し、その小さなディスプレイを覗き込む

実家の固定電話も、母の携帯電話も、不通だった。同様に、父も

こんな時にまで連絡が取れない父に若干の苛立ちを覚えたが、仕方のないことかもしれない

アメリカの現体制を傾けるという、大それた計画をしているのだから

そしてその計画の中心には、御坂自身も面識がある上条刀夜という存在がある

何より彼女は、その息子の行動が気になっていた

病室の近くの談話スペースでソファに座る彼女の正面には、液晶テレビが有った

電源を付けると、学園都市外のニュースが映し出される

『―――以外にも、津市、名古屋市、岡山市、仙台市で同様の光体が現れ、予測される死傷者・行方不明者の総数は200万人を越えております』

『世界各国でこの光体による襲撃と大規模災害が発生し、深夜にアメリカ合衆国で行われた声明によって発表された内容通りに進展しております』

『この事態に対し日本政府は非常事態宣言を発令。しかし具体的な対策が挙げられている訳でなく、一部の都市では動乱状態に―――』

フレンダ「なによ、コレ。一体何が起きてる訳?」

左肘から先が無い代わりに、高性能な義手を付けた少女が現れた


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