804:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 02:39:35.74 ID:YJTWE+ixP
絹旗「私達のリーダーと第三位が取ってきた遺伝子のサンプルとやらで、私達含めて何とかしたみたいです。快方に向かっていると聞いてますから」
白井「それは、よかった、ですの。さすがお姉さま」
805:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 02:40:15.57 ID:YJTWE+ixP
取り残された一方通行と、麦野
彼らはいまだに、地下駐車場に立っている
806:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 02:40:53.54 ID:YJTWE+ixP
「よぉ、どうだ、足の様子は?」
3階の病室の扉が開き、複数の患者が相部屋している中に目標の人物を見つけた半蔵は、声をかけた
海原「良くも悪くも、予想通りですね。痛みも有りますし、しばらくはコレに厄介になりそうです」
807:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 02:41:31.89 ID:YJTWE+ixP
「―――御苦労。隊長と同僚を失ったのは、不幸なことだ」
学園都市占領軍の本格的な部隊の第一波が到着し、第15学区の拠点であった場所に指揮官の一人が到着した
「ですが、その原因である少女の捕獲には成功しました。先ほど研究者達の元へ引き渡しましたが」
808:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 02:42:01.79 ID:YJTWE+ixP
アックア「そんな表情を浮かべるとは、失敗したな、我が友よ」
病室では無く、病院屋外の公園のような空間の椅子で、日の光を迎える二人の男
809:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 02:42:34.40 ID:YJTWE+ixP
アッ「やはりローマの勢力圏であるか。あの大聖堂を使ったということは、ローマ正教のイギリス制圧計画における、ロンドン制圧後の部隊移動に使用する予定のあった経路を利用したという事なのだろうな」
団長「その様な計画があったとて、今更驚かん。だが、消えたのはどうもその造反した魔術師と禁書目録だけではないという報告が上がっている」
810:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 02:43:53.34 ID:YJTWE+ixP
フィアンマ「さて、そろそろだが――」
なにか巨大な右手を連想させる台のような霊装の上、その霊装が手であれば指の部分が動き、握っていたものが姿を現す
これで美少女ならばサマになるが、出て来たのは大男であった。逆の意味でサマになっていると言える
811:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 02:44:23.16 ID:YJTWE+ixP
「っとと、ここは……?」
知らない天井だった
812:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 02:45:06.06 ID:YJTWE+ixP
それを、結標は抱きとめた
結標「なによ、全然じゃない。これでどうやってやることをするっての?」
自分に体を預けている青髪に、強がっても無駄よ、と言いたげな顔で聞く
813:どうしてこうなった[saga]
2011/01/24(月) 02:45:59.88 ID:YJTWE+ixP
結標「……そうね」
抱きかかえられ姿勢になって、気恥ずかしかったのか、間が出来た
814:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 02:46:36.29 ID:YJTWE+ixP
「今日はもう夜遅い、取り調べは明日からだ。しばらくはここに厄介になるんだから、今日で慣れるようにな」
2mは有ろうかという身長と、それに負けない横幅を持った大きな看守は言葉尻に笑みを浮かべ、上条を格子と壁に囲まれた留置所の独居房へ突き飛ばした
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