87:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2010/10/11(月) 04:45:28.95 ID:ZxjHfkco
例のビルに、到着してしまった
彼女の独断で内部に人間を連れて来て良かったのか、正直なところブラックだとは思っている
結局それでも彼女は彼をビルの中へと送りこんだ
結標(どうせ、私がここまで用も無いのに来ている時点でお見通し。ここまで止めが来なかったから、黙認してると見ていいハズ)
彼女は、自身の経験から、自分を空間移動させることが出来ない。といっても、それは能力的な限界で不可能な訳ではない
一体、昼間に会った青髪に似ている男とアレイスターがどんな会話をしてるのか
明日を控える彼女にとって内容は気になるばかり
だが、この中で行われるやりとりを彼女が直接知る方法はない
せめて彼女に出来るのは、出てきた人間がどんな表情をしているのか。そこから見取るのが全て
しばらくして、出てきた男は来たときと同じような顔をしていた もともとポーカーフェイスな感じはしていたので、予想外という程でも無い
結標「何事も無く終わって良かったわ」
青髪?「元から話し合いと言っていたと思うが?」
結標「それでもね。私の独断でここまで案内したんだもの、その会話中にここが爆発したり銃声が聞こえたりしたら、どうしようかと思ったわよ。まだ何もしてないのに狙われるのだけは避けなきゃならないし」
青髪?「まだ、か」
引っ掛かったが、乗ってこない。やはり違う人間なのか
結標「それで、話し合いとやらは上手くいった?」
青髪?「ま、良くも悪くも予想通りだった。結局、一緒だ」
結標「一緒?うんと、それじゃ、ここまで来た分だけ草臥れ儲けなわけね」
青髪?「お互いに意味は有ったよ。ここの主の目標や考え方なんてものも十分に把握できた、これもまたお互いにだろうけども」
停車中の車に光が入る
青髪?「さて、ここにはしばらく用が無いだろう。送ろうか?」
やはり、年下のように感じない話し方だった
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