過去ログ - 上条「なんだこのカード」その2
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880:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/07(月) 08:18:56.64 ID:MkIBRDJ+P

「一体、どうなってやがる」

病院の屋上に上がった一方通行は声を漏らした

急に外で轟音が鳴り響き、驚いて屋上に出てみると、第三学区の方向が不自然な暗闇に覆われていた

その闇が晴れたかと思うと、第3学区から一切の光源は失われていて、荒野の様になっていた

更には、急に白い光の柱が地面から生え上がり、都市を照らす

数秒の光源が照らし出したモノの中には、50mは有ろうかという牛とそれに跨る青黒い巨人の姿が有り

そしてその存在は300m程度の高さを維持したまま、第3学区の方向から、ゆっくりとこっちへ向かって来ていた

フレンダ「あれ何? 米軍さんの悪趣味なホログラムって訳?」

麦野「そんな楽観的なモンじゃないでしょうね。そのアメ公共の駆動鎧っぽいモノがさっきからズコバコ落とされてるし。まったく、打ち止めちゃんと月でも見ようかと思って屋上に来てみれば、とんでもないモノが見れるわ」

打止「最初に現れたのは青い馬だったんだけどね、ってミサカはミサカはs」

思い思いの事を喋る女性陣には、打ち止めも居る

一方「うるせェ、テメェは中に入ってろ。外は危険だ」

打止「ビルだって簡単に壊しちゃうんだから、中も外も変わらないって、ミサカはミサカは反論してみる」

一方「何が飛んでくるのか分からねェンだ。そういうのを防げる分中の方が安全なンだよ」

打止「……あなたがいるから、大丈夫だもん」

一方「お前のことは守る。だが今は大人しく入って……ン?!」

ムワッと、突然、周囲の温度が10月半ばの外気とは思えない温度に上昇した

その原因は、こちらに向かって来ている巨人の手に有る三又鉾としか思えなかった

その先端には膨大な光源と熱源となっている炎の塊があり、炎と言うには色が無く、寧ろ青に近かった



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