885:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/07(月) 08:23:32.61 ID:MkIBRDJ+P
他の国々では、地域では、この比ではないだろう。日常としてあった対立が虐殺を導くことなど容易に想像が付く
暗部の仕事で殺す事は多多あった。しかしそれでも、薄らいでいたとはいえ、全く抵抗が無いわけではなかった
垣根「……畜生が」
彼は日本語で言葉を漏らす。そしてその言葉は、聞く者があった
「まさか、日本人とは思っていなかったのよな」
いつの間にか、話し合いの相手は待ち合わせ場所に訪れていた
垣根「お前が、建宮斎字だな」
振り向くと、写真で見た建宮を始め7人の人間が立って、こちらを見ている
建宮「やはり、素性までバレていたのよな。呼び出し方と言い、物を調べるのはお得意なようだ」
垣根「少々マニアックな奴がいるんでな。"人払い"の方を頼む」
五和「既にかけてあります。どうぞ、私達をここに呼んだ本題の方を」
垣根から20m程離れた所に立っている彼女たちだが、今言葉を交わした二人を始め、全員が得物を構えている
なるほど、人払い術式下ならばこういう得物を堂々と公然に持っていても、警官に止められるようなことは無いだろう
仮に人払いなしで堂々と持っていても、虐殺などが見えている現状で警察組織が対応できるとは思わないが
垣根「おいおい、平和的にいこうぜ?」
対馬「オブジェと言うにはあまりにも趣味の悪いものを背にしてる人が言うセリフじゃないわね」
先程までいた集団によって殺された死体について言っているのだろう
垣根「コイツは、俺がやったんじゃねえ」
建宮「そんなことを言われてホイホイ信じろというのは無理が有ると思うのよな」
その通りである
垣根「そりゃ、確かにそうだな。悪かった、好きにしてくれ」
建宮「それで神裂火織について、何を教えてくれるのよ? 最初に言っておくが、俺達はアメリカに来たばかりで、特に交換条件とかを飲める訳じゃないのよな」
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