121:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/10/30(土) 17:56:31.41 ID:2Y2MpSM0
紬「た、倒した……の?」
基地から見ていた紬もこの異様な勝利に戸惑っていた。溶解した鉄から出てくる蒸気を纏うマジンガーZはアブドラU2のものであった両腕を指から離して高熱に灯った大地に落とした。
だが、真に異様な光景はこの直後だった。
ゴゴゴォ……! マジンガーZは両肘を直角に曲げた腕を頭部の左右に置いた。本来ならば、これが正しいブレストファイヤーを撃つための動きである。
全員が不安に唾を飲み込んだとき、マジンガーZは再びブレストファイヤーを撃った!
澪「なっ!?」
梓「何をしてるんですか、唯先輩!?」
ゴォォォォォォォォ! マジンガーZから放出される30000度の灼熱が周囲の大地をところかまわず滅茶苦茶に燃やし始めたのだ。
憂「お姉ちゃん! お姉ちゃん、何をしてるの!? もう敵は倒したんだよ! だからやめてぇ!」
憂が紬を押しのけてマイクの前に立ち、必死に呼びかけるが、マジンガーZから唯の声は返ってこなかった。
紬「な、何が起きているの……?」
秋山「これは、まさか光子力エネルギーが暴走しているのか……?」
梓「暴走? そんなことあるんですか!?」
田井中「光子力エネルギーはその資源であるジャパニウム鉱石からしてまだ解明されきっていない力なのだ。だからアフロダイAを用いてその制御できる限界を我々は計測していたのだ。アフロダイAでもまだ全体の30%ほどしか超合金Zや光子力エネルギーを使用していない」
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