166:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2010/11/04(木) 17:06:35.02 ID:Vm2bjAk0
なのははドレイク軍のど真ん中で戦っていたため、珠姫とリュウより遅く撤退を始めていた。つまり、位置としてはバーンの後方にいるのだ。
リュウ「ドレイク軍から追撃の部隊は出ているか?」
なのは「い、いえ、誰も追っかけてきません」
リュウ「なら……!」
レプラカーンがダンバインの姿を捉えた。バーンはこれまでの屈辱を思い出し、眼光を鋭くさせつつ、ようやくそれを晴らすことができる喜びに口元を歪めさせていた。
バーン「ダンバイン! タマキ! 今日こそ貴様を仕留めてみせる!」
ダンバインが振り返った。逃げる選択をしない敵にバーンは己の騎士道精神を滾らせた。
バーン「我が血がふつふつと沸き立ってきた。この瞬間を私は待っていた!」
もしもバーンの声が珠姫に届いていたのなら、この戦いは彼の望みどおりになっていただろう。
たとえ、ダンバインに討たれて死のうとも、彼は本望だったはずだ。
だが――
バーン「ッ! なにっ!?」
あと数秒で剣が届くかという時、ダンバインはわずかに上昇した。その向こうに見えた空からコア・ファイターが飛んできた。
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