604:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/24(木) 18:31:34.44 ID:Li68PeD/0
唯・虹子「ゆけ〜、ゆけ〜、ゆうしゃ〜、ライディーンライディーン」
パッパラー パッパラッパー、パッパラーパッラッパッパー
歌の好きな虹子も途中から歌詞を見て唯のとなりで歌っていた。
虹子「らぁいでぃーん♪」
ホワイトルームでHTTの演奏が行われている間に、天使美夜と桜田ジュン(43)、秋山弦之助の三人は別の部屋に移動していた。
美夜「やっぱり、早乙女博士は忙しくて電話にも出られないのですか?」
秋山「えぇ、いまの研究が相当いいところに来ているから集中したいとお嬢さんが言ってましたので」
美夜「新たなゲッターロボ……宇宙開発作業用ではなく、初めから戦闘を目的としたゲッター線の利用……」
JUM「こうやって集まれる機会もそうはないでしょうから、早乙女博士の意見も聞きたかったのですが……」
秋山「それでも、研究の資料だけでもいただけたことはよかったでしょう」
JUM「早乙女博士は、とくに変わり者でしたからね」
秋山「ともかく、我々はここに集まった。その理由は、いまの地球圏を脅かしている者たちの野望を食い止めるために」
JUM「連邦の作戦範囲内だけでこの脅威を食い止めることはできない。我々民間の研究者もことに当たらなければならないときが来たのです」
美夜「対侵略勢力反攻計画……選ばれてしまったのはかわいい娘たちばかりなのは悲しいけれど」
美夜は束になった書類をドンと机の上に置いた。続いて、秋山、桜田もカバンに入れていた書類の束を重ねていった。
早乙女ハルナから預かった書類もそこに置かれて、その高さは隣においてある花びんと同じぐらいになった。
ここに彼女たちが研究した全てが記されているのだ。全てが共有の財産であり、切り札となる。
美夜「Space Guardian Girl's Project――G's-プロジェクトを、ここに始めます」
三人が頷きあったとき、部屋の扉が開かれた。
そこにいたのは、冷たい顔に炎の瞳を携えた、この家の六女だった。
氷柱「その話、私にも詳しく聞かせてよ」
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