735:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga ]
2011/03/20(日) 17:55:10.02 ID:LXOChzrJ0
第十八話
半壊したミーアを治療するために、ガルーダはめったに来ない調整室に入る。
そこで彼は、恐るべき秘密を知ってしまった――
736:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga ]
2011/03/20(日) 17:55:45.35 ID:LXOChzrJ0
『ガルーダ6号、右腕部の神経伝達に異常。失敗、廃棄。ガルーダ7号、消化機能に異常。失敗、廃棄』
叫んでも、声はやまなかった。
ガルーダは拳を振り上げ、己が身体の勇敢な腕でコンピュータを破壊し、嗚咽した。
737:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga ]
2011/03/20(日) 17:56:17.79 ID:LXOChzrJ0
超電磁研究所
久しぶりの快晴で屋外にパラソルを置いてティータイムを満喫していた真紅たちのところへ二つのチカチカと光りがやってきた。
738:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga ]
2011/03/20(日) 17:56:44.16 ID:LXOChzrJ0
南太平洋 上空
空輸艇の窓から見下ろす海原には、火山島があった。
739:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga ]
2011/03/20(日) 17:57:24.86 ID:LXOChzrJ0
海底城 内部
オレアナ「コン・バトラーVが攻めてきただと! えぇい、ガルーダめ、後をつけられたか!」
740:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga ]
2011/03/20(日) 17:58:05.07 ID:LXOChzrJ0
オレアナ「こ、コン・バトラーV!?」
ガルーダ「ふっ……さすがはコン・バトラー……もう来たか」
741:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga ]
2011/03/20(日) 17:59:42.25 ID:LXOChzrJ0
ガルーダ「仇は取ったぞ……ミーア……俺がもっと早く、自分がロボットだと知っていれば、そなたの愛に報いたであろうに……」
翠星石「ガルーダ……おめぇ……」
742:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga ]
2011/03/20(日) 18:00:12.81 ID:LXOChzrJ0
蒼星石「それじゃあ、まさか!」
言うやいなや、大きな地震が玉座に起こった。
743:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga ]
2011/03/20(日) 18:00:39.44 ID:LXOChzrJ0
僅かに浮上したコン・バトラーVはギムレットを軸に高速で回転し始める。
ガルーダ「さらばだ、コン・バトラーV! 貴様達と戦えた事を誇りに想う!!」
744:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga ]
2011/03/20(日) 18:19:51.69 ID:LXOChzrJ0
とうとう推敲再投下が終わりました。
包み隠さずに申しますと、ジャブロー防衛戦になる第十九話はようやく戦闘が始まったばかりです。
十幾つもの参戦作品に加えて、いろいろと出し惜しみしたくなかった部分があったので、設定を整えるのに尋常ではない時間を費やしてしまいました。
その間にまたいろいろと始めました。
873Res/1196.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。