752:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga]
2011/03/24(木) 01:54:09.16 ID:kxY7xw200
シノ「お聞きの通りです。ドラグナーの解体はもうしばらく待ってください」
ラング「……解体は既に決まっていることだよ。ドラグーンのため、連邦の勝利には必要なことだ」
スズ「プラート博士!」
ラング「だが、その後、どう処分されるかは指示されていない」
シノ「えっ?」
ラング「ドラグナーの活躍は既に連邦の全員の知るところであり、ガンダムやマジンガーZと並んで平和の旗印としての役割を担っているはずだ」
シノ「そ、それじゃあ……」
ラング「ドラグーンに使われている新しい装甲で大幅な改造を行うことにしよう」
シノ「ホントですか!? ありがとうございます!」
ラング「あぁ、約束しよう」
スズ「でも、装甲を取り替えるなんて、すごく時間がかかるんじゃないんですか?」
ラング「心配には及ばない。ドラグナーに使われているムーバブルフレーム機構は連邦にはなかったギガノスの技術で、機体の骨格のみで自重を支える設計であるため、装甲や武装の取替えが従来と比べて非常に容易になっている」
シノ「あの、もう少しわかりやすくお願いします……」
スズ「まったく、会長のくせにダメですね」
アリア「スズちゃんはわかったの?」
スズ「当然です! 私はIQ180なんですから」
シノ「教えてくれ、スズ先生」
スズ「要するに、メタルアーマーに使われているムーバブルフレーム構造は、基本となる骨格を作って、その上に装甲や武装を服を着せるみたいに重ねていくんですよ。確かにこの方法なら、装甲パーツに予備があればそれを取り替えるのに一時間とかからないでしょうね」
シノ「ガンダムやゲシュペンストにはなかった設計なのか?」
スズ「ガンダムやゲシュペンストは、部位ごとに独立したパーツを作って箱を乗せていくようにして組み上げたモノコック構造です。ガンダムは見ればわかりますが、ドラグナーに近い形のゲシュペンストも設計自体が古いですから、モノコック構造ですね。最近のような駆動をするようになったのは天使博士の技術によるところが大きいんです」
ラング「天使博士が取り組んでいるのは、コクピットブロックを中心に内部駆動を軽く速く動かす開発だ。彼女が設計した脱出ポッドは生存率99%以上――南極条約でジオン・ギガノスにもこの技術は提供されている」
シノ「ああ見えて実はすごい研究をしていたんですね」
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