過去ログ - 固法「おやすみ、先輩」
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947:>>1にかわりましてカキネがお送りしす[saga]
2011/02/21(月) 22:51:05.25 ID:OYMd3gW10
テッラ「……へぇ」パラッ・・・


もはや喧しい。
二方は一度文字を追う目を停め、一方は天井から目を下に降ろす。
そして三方、目を合わせた。


テッラ「……ん?」パラッ・・・

三方『……』イラッ・・・


おい、誰か注意しろ。皆がそう目で訴える。


テッラ「……お!」パラッ・・・


……早く言え。


テッラ「……ははっ」パラッ・・・


糞……自分が言うしかないのか。


テッラ「んー……」パラッ・・・

三方『おい』ボソッ・・・


……被った。


三方『あ』ピタッ・・・

テッラ「……え?」ピタッ・・・

三方『……』タラー・・・

テッラ「……何か?」キョトン・・・


誰が、言う?


テッラ「……ふむ?」ポカーン・・・

三方『……』ジー・・・


左方は、己が三方から見られているというのには気付いたらしい。
しかし何も言ってこない……同時に顔が揃っただけだと考え、再び読書に戻った。


テッラ「……」パラッ・・・

三方『……』ハァ・・・


どうやら察してくれたようだと三方は、再び各々の行動に移った。

しかし数秒後。


テッラ「……あ」パラッ・・・

三方『……』ピタッ・・・


どうやら分かって無かったらしい。このままではまた小五月蠅くなる。

誰が注意するか、今度は被らない様目配せを徹底。
右方が顎で前方を指し、後方が静かに頷く。前方は『まったく……』と、気ダルそうに口を開いた。


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