954:>>1にかわりましてカキネがお送りしす[saga]
2011/02/21(月) 23:11:31.22 ID:OYMd3gW10
右方と後方は互いに顔を見合わせ、呟くように左方へ反論。
フィアンマ「そ……そんな事、言った奴もいる様な……」チラッ・・・
アックア「た、確かに……」チラッ・・・
ヴェント「……ア?」ギロッ・・・
フィアンマ・アックア「「……」」フイッ・・・
前方は引かない。ドスの効いた声で牽制し、裏切った二方を睨む。寧ろこの場は、右後方が目を逸らした時点で決まっていた。
他方の左方は未だニヤケ顔。そして突然……
テッラ「ふむふむ……わかりました」スタッ・・・
三方『は?』
立ち上がった。
テッラ「私はそろそろ上に行きます。皆さんは引き続きどうぞ『自分の好きな事』をしてください」ニコッ・・・
ヴェント「……言われなくても」ムッ・・・
アックア「さ、左方の……」タラー・・・
テッラ「ああ、漫画は置いて行きます。きちんと返して頂けるのであれば貸し出しも可です」
フィアンマ「それは助かる」
テッラ「後でもう一度、残っていた分を回収に来ます。ではまた」テクテク・・・
そう言い残し、左方は立ち去った。
ヴェント「ったく……やっと消えた」ハァ・・・
フィアンマ・アックア「「……」」チラッ
ヴェント「……何よ?」
フィアンマ「むぅ……」
アックア「……漫画の続きを読んでも良いか?」
ヴェント「何で私に聞くのよ。アンタらの勝手でしょ」ギロッ・・・
静かにしてくれれば別に構わない。
アックア「いや、我々が漫画を読んでいる最中、前方が集中出来るのかという意味だが……」ンン・・・
ヴェント「……」イラッ・・・
フィアンマ「その、邪魔なら立つぞ?」コホンッ・・・
ヴェント「静かに出来ないの?」イライラ・・・
フィアンマ「勿論、黙って読むが……気になるだろう? 漫画」ハハッ・・・
右方が乾いた笑みを溢した。『溢してしまった』……刹那―――
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