109:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/01(水) 23:09:58.66 ID:Ecp6hAAO
澪は紅茶を啜り、ほっと一息ついた。
朝方の冷たい風に晒されて冷えた身体がすっと溶けてゆくのを感じた。
和「それにしても遅いわねあの子達。ムギが見た時はどうだった?」
紬「二人で何か話してたみたいだけど……」
紬が言いかけたところで格納庫の扉が開いた。
昇り始めた朝日が部屋の中に差し込む。
しずか「ごめん、待たせたね。もう準備は出来たから」
誇らしげな表情を浮かべるしずか。
そしてその後ろで温かく見守るような笑みを浮かべる姫子が居た。
姫子の頬にはうっすらと涙が伝った後があるが、その笑顔は作り物ではない。
誰もがそれを理解していた。
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