186:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/10(金) 22:15:14.48 ID:ehA7zoAO
斎藤「家庭教師の方が体調不良でお見えにならないので今日は今から二時間は自習です。何かあれば後藤に言いつけて下さい」
紬「分かりました」
紬の二つ返事を聞くと斎藤は音も無く去ってしまう。
残された二人が口を開く事はなく、静寂が部屋を包み込んだ。
紬「…………」
鉛筆が紙の上を滑る音が断続的に聞こえる。
後藤はその音を聞きながら、年のわりにはやけに大人びた紬の後ろ姿を眺めていた。
後藤「すげーなぁ。この年から机に向かってお勉強なんて俺だったら五分も持たねーや」
静寂が一時間ほど続いたあたりだろうか、後藤は従者とは思えない軽率な言葉遣いで呟いた。
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