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2011/01/24(月) 01:32:08.21 ID:GPBmCbgqo
きたwwwwww
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2011/01/24(月) 01:32:09.90 ID:uD4DeO0AO
純「七閃──!」
刹那、爆風が螺旋状に吹き荒れた。
それをなぞるように七つの閃きが扇状に床を這う。
目にも鮮やかな淡い緑が駆け抜けた。
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2011/01/24(月) 01:32:49.42 ID:uD4DeO0AO
律「でもよ──っ!」
報われない自分の努力と、溢れる才覚を飄々とした言動で打ち消している純の態度が律の感情を煽り続ける。
律「お前さっきからやる気あんのかよ!? のうのうと歩いてる場合じゃないだろ!」
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2011/01/24(月) 01:33:46.47 ID:uD4DeO0AO
純「あー……なんて言えば良いのかな。まぁ要は私達は遊撃隊みたいなもんなんですよ」
紬「遊撃?」
純「そう、遊撃です。あくまで私が勝手に先輩の意図を読んだ仮の話ですけどね」
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2011/01/24(月) 01:34:21.33 ID:uD4DeO0AO
純「そうですねぇ、現状は『沼』の罠も見越して迂闊にでしゃばらないようにってとこかなー」
律「でも澪は……」
純「あの化物に喰われたとでも? それは幾ら何でも今のあの人を見くびり過ぎですよ。ぶっちゃけると今の澪先輩は憂よりも怖いですから」
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2011/01/24(月) 01:34:53.23 ID:uD4DeO0AO
「なるほどな。彼女がそちら側の切札という事か」
紬「っ!?」
背後から響いた声に紬は胸を跳ねさせた。
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2011/01/24(月) 01:35:23.41 ID:uD4DeO0AO
斎藤「しかしそれならば事を起こすにはあまりにも早過ぎたな。いや、遅過ぎたとも言えるか……」
ぶつぶつと独り言を呟きながら、斎藤は一歩一歩踏み締めるように全身してゆく。
律「……先ずは中ボスか。やってやんよ!」
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2011/01/24(月) 01:35:54.12 ID:uD4DeO0AO
やはり子供騙しの生半可なスピードでは相手にならないのだろうか。律は心中で毒づきながら紬の方を見た。
皆殺しにするとは言ったもののやはりかつて慕っていた男と対峙するには精神が幼過ぎたのだろう。
敵前であるにも拘らず、ただ拳を作って目を伏せていた。
ならば頼れるのは彼女しかいない──。
489:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 01:36:25.45 ID:uD4DeO0AO
純「刹那──」
二つの眼でしっかりと標的を捉え、錬磨した闘気から打ち出されるのは全てを打ち砕く打撃。
純「五月雨打ち──!」
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2011/01/24(月) 01:37:00.90 ID:uD4DeO0AO
斎藤「ふん、貴様クラスの者にでしゃばられると厄介なのでな。だから……」
斎藤がそう呟いている内に純は空中で身を翻し、追撃を放たんとしていた。
斎藤「跪け」
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