過去ログ - 唯「ボディがお留守だよ!」
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625:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:11:57.04 ID:ozbtqDoAO
「何へこたれてんだよ、なーかのっ」

 聞き馴染んだ声が頭上から聞こえて、梓は顔を上げた。

梓「律先輩……」
以下略



626:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:12:24.80 ID:ozbtqDoAO
いちご「…………」

 敵を目の前にして小競り合いを始めた純と律にいちごは苛立ちを覚えた。

いちご「……もう良い?」
以下略



627:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:13:01.61 ID:ozbtqDoAO
 どんな強固な鎧をも打ち抜く拳をいちごの顔面目掛けて振り抜く。

いちご「──っ!」

 呻き声すら漏れなかった。
以下略



628:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:13:31.44 ID:ozbtqDoAO
紬「え──」

 いちごの腕は紬の胴を切るように払われた。
大砲でも打ち込まれたかのような衝撃と共に紬は吹き飛ぶ。

以下略



629:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:14:07.42 ID:ozbtqDoAO
律「そうだな、デッドラとかバイオみたいなパニックホラーは好きだけどあんな世界には行きたくないな。あれはやっぱり画面の中だからこそ楽しめるもんだと思うよ」

純「ですよねー。私も零シリーズとかやりますけどあんなのが現実に居たら卒倒しちゃいますよ」

律「…………」
以下略



630:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:14:38.07 ID:ozbtqDoAO
いちご「……っ!」

 鉄仮面を張り付けたようないちごの冷たい表情が険しくなった。

いちご「……どれだけ人の神経を逆撫でれば気が済むの?」
以下略



631:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:15:11.07 ID:ozbtqDoAO
 今度こそ前座は終わりだ。
此所にいる全員を殲滅するにはたった一言、死ねと告げるだけで良い。
エデンシステムから取り込んだエネルギーは宿主の意志をその膨大な力が及ぶ範囲ならば口にするだけで実現してしまう。

いちご「死ん──」
以下略



632:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:15:45.55 ID:ozbtqDoAO
 動きとしてはドアをノックする時の動きと似ているだろうか。
 血が撒き散ろうがいちごが悶えようがお構いなしにしずかはナイフを同じ箇所に刺し続ける。

いちご「あっ……やっ…だ……っ、いっ……つっ……」

以下略



633:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:16:17.80 ID:ozbtqDoAO
しずか「姫子!」

 いちごの首と胴が分かれた瞬間、しずかは仲間の名を呼んだ。

姫子「おっけ」
以下略



634:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:16:46.64 ID:ozbtqDoAO
 肉塊は挽き肉となり、塵となる。
いちごの胴体はこの世から抹消された。
そして残されたいちごの頭は……。

「言われなくても目を逸らさせたりなんかしないよ。貴女達には最期まで絶望してもらうから」
以下略



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