842:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/03/16(水) 19:43:00.46 ID:kmI1NNMAO
辺り一帯を細い筋のような炎が舐めた。
熱が空間を焼くその光景がしずかにはやけにスローで、滑稽に見えた。
しずか「……おちおち夢なんか見てたら詐欺師は名乗れないよ。悪夢『ユメ』を与える人間はどこまでも現実主義じゃないといけないんだから」
小さな体躯、中学生にも見える童顔とは不釣り合いな気取った台詞を吐く。
文恵「あら、とてもじゃないけど現実と向き合ってる人間の言葉とは思えないね。これから自分がどうなるか分かってるの?」
しずか「分かってる、解ってるよ。だけどその未来が私にとって不都合なものとは思えないんだ」
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