869:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/03/25(金) 00:52:02.17 ID:CgKSQ36AO
氷が急速に溶けてゆき、文恵の視界を埋め尽くさんばかりに白い靄が広がる。
自分の掌すら視覚出来ないほどに靄が広がるまでにそれほど時間は掛からなかった。
文恵「…………」
文恵は冷静に最善を選択しようと考える。
迂闊にこの場を離れようものならば直ぐに存在を気取られるだろう。
視界不安定のこの状況では二対一という数の利は機動力という一点で逆転される。
文恵「……やる事は一つ、だよね」
文恵は声に出したかも怪しいほど小さな声で呟いた。
目が利かないという点ではあくまで公平。
ならばこの靄がかかる前に澪が居たポイントから今のポイントを推測し……。
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