955:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/10(日) 01:41:57.60 ID:DuwF8WnAO
梓「嫌いじゃないです。でも……っ」
目の前で可愛らしい仕種を見せる文恵は辻斬りだ。
理由無く、躊躇無く、遠慮無く弱き者に刃を振るう危険人物に好意を抱けというのも無理な話だろう。
梓「辻斬りなんか……」
見る限り一切の敵意を向けていない文恵に言っていいのか、梓はそう考えて一瞬だけ口ごもった。
しかし吐き出しかけた言葉は逆戻りする事はなく、無情にも言霊となって羽ばたく。
梓「辻斬りなんか信用出来ません!」
嫌いじゃない。だが信用出来ない。
二極化された感情に板挟みにされ、梓は心の底から同様した。
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